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TOEICのなぜ

職務質問のイラスト

今日は勉強の内容ではなくてTOEICのなぜを考えてみたいと思います。

 

  • Part3と4で問題がなぜ問題用紙にプリントしてあるか?

 なぜ、TOEICは問題が読み上げられるのにその問題が冊子に書いてあるのでしょうか?書いてしまうと先読みに使われてちゃんとした英語力の測定にならないのではないかと思います。僕が考えるに問題が書いてないと難しすぎて正答率が低くなりすぎるからだと思います。でも、それなら会話やアナウンスのレベルを下げれば良いかもしれないとさらに思ったのですが、あまりに簡単にしてしまうとビジネスの会話ではなくなってしまうのを出題者は嫌ったのかもしれません。実際、僕自身もこのくらいのレベルが適切なのかなぁと今は思いますが、どうしてプリントしてあるのかは謎のままです。

 蛇足ですが、それに僕は先読みに頼るのは結構否定的です。先読みをして該当アナウンスを待ち構えるやり方だとどうしても実際の内容の理解が疎かになるからです。それでは話の筋がしっかりと捉えられないと思います。少しでもひねられると問題が解けないと思うのです。僕は、現在、先読みとしては問題を眺める程度にしています。昔は先読みするのが命だったのですが。しっかり聞くことに集中したほうが点数が上がりました。先読みが本当に有効になるのはかなりの上級者だと思います。それは重箱の隅をつつくような問題に対応するためだと思います。

 出題者側も先読みしたって力のない者がやったってたかが知れているということで、この方式は変更していないのかもしれません。

 

  • 問題冊子に書き込みできない理由

 TOEICでは書き込み禁止ですよね。線くらいは引きたいですよね。これはなぜ禁止なのでしょうか?実際の会話や会議でもメモくらいは当たり前だと思うのですが。メモのとる能力の差異により英語力の測定に邪魔になるからでしょうか?僕自身は、書き込み禁止のルールは、変えても良いけどめんどくさいからそのままにしておこうというパターンではないかと予測します。どうでしょうか?

 

  • 問題用紙が回収される

 これはたぶん同じ問題が繰り返し使われるからでしょう。しかしながら、僕はTOEIC何回も受けていますが、これは前に来たことがある問題だ!と思った問題はいまのところありません。IPテストでは同じ問題が出たということは聞いたことがあるのですが・・・

公式問題集を高く売るためという穿った見方もできます。それにしてもあれほど厳格に数を数えれ必要もないのでは??

 

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  •  なぜリーディングはあんなに時間が短いか?

 大体の資格試験は時間が余るように設計されていると思われます。英検も時間が有り余ることはありませんが、問題の量と時間はいいバランスはとれていると思います。

TOIECはなぜこんなに時間が短いのでしょうか。900点取る人でも10分余せる人はほとんどいないのではないかと思います。時間がなくて最後を適当にマークすることをいつしか人は塗り絵と呼ぶようになりましたが、塗り絵前提の試験としはいかがででしょうか

 僕が考えられる理由としては、使える英語としての能力を測るテストだからだと考えています。Part7の速読ができないと実際の英語では使い物にならないよ!っとTOEICは言っている。また、知識としては知っていても、本番では考える時間はないので知識がスムーズに出てくるかどうかを測っている。なんて推測します。

 それはそうと、ちょっと前までは試験開始のアナウンス時に、全部塗りつぶすようにお勧めします(つまり塗り絵をお勧めする)とありましたが最近はなくなりましたね。これもどうしてでしょうか?

 

ともあれ、TOEICって秘密主義でわからないことが沢山ありますね。