TOEIC L&R

TOEIC Part5の解き方を考える

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みなさんはTOEICのPart5はどうやって解きますか?

いろいろな攻略法があるようですね。

 

TOEIC対策本として有名な

ロバート・ヒルキ先生らが書かれた[新形式問題対応/音声DL付]TOEIC(R) L&Rテスト 直前の技術ではPart5は

 

1.選択肢から読む

2.問題を3パターンに分類する

  ・読まずに解く問題 品詞/代名詞の格/関係詞

  ・判断が必要な問題 前置詞・接続詞/数量詞/動詞の形

  ・読んで解く問題 語彙

3 読まずに解く問題は5秒で答える。(他の問題は読む)

 

と勧めています。この本は有名な本ですが効果のほうはどうなんでしょうか?上級者ほどお勧めしている印象です。

 

一方、文を最初から読んで解いたほうが良いという意見もあり、関正生先生が書いた

関正生の TOEIC(R) L&Rテスト 文法問題 神速100問では

 

1.アタマから英文の構造を意識して読む

2.空所に来たら・・・

  選択肢を見る。

3.選択肢では正解を「探す」

4・最後まで英文を読む ※超上級者向け 

 

と「超」正攻法と書かれています。

 

僕自身は、TOEICが900点に満たないならば、関先生の方法のほうが点数取れると思います。ロバート・ヒルキ先生のほうはかなりの上級者向きだと思います。どうしても時間が足りないときの奥の手のような気がします。(普通はPart5から解き始めるので奥の手は使わないと思いますが・・・)

なぜかというと、読まずに解ける問題かどうかは、文章の構造が瞬時に判断できないからです。空欄の前後だけではSVの関係が把握できないことが多いです。

代名詞の格でも何格が来るべきかを把握するには初めから読まないと分からない場合もあります。関係詞でも欠けている品詞は何かを判断するには後半をちゃんと読む必要があります。

また、品詞問題の場合、名詞の前は形容詞と即決してしますと間違える可能性があります。名詞+名詞の形もあるからです。

結局、ある程度ちゃんと読まないと駄目なんだと思います。ロバート・ヒルキ先生の主張は英語の十分に理解できている人には有効なのかもしれませんが、少なくとも英語初心者に勧めるべきものでありません。上級者は英文に慣れているので、空欄の前後だけで他の部分の構造を推測できる、もしくは、実はさらっと全部読んでいるかのだと思います。

ですから、上級に達していない段階は、選択肢を見て前後で解ける問題かどうかを判断するのではなく、素直に先頭から解いて行ったほうが結果的に時間を節約できる僕は思います。中途半端に読むと結局は最初から読む羽目になります。ゆえに僕は最初から読む派です。

もちろん、ロバート・ヒルキ先生のやり方を反対しているわけではありません。上級者になればなるほど効率が大事になりますから覚えておいて損はありません。

僕はちゃんと本を買いましたよ。

 

関先生の本はこちら

関正生の TOEIC(R) L&Rテスト 文法問題 神速100問

関正生の TOEIC(R) L&Rテスト 文法問題 神速100問

  • 作者:関正生
  • 発売日: 2020/11/27
  • メディア: Kindle版
 

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