TOEIC L&R

TOEICとNCC総合英語学院

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NCCに通っただけではTOEICのなかなか点数は上がらないと思います。僕の場合、NCCに通学している1年半の間は680点~730点の間で安定していて点数はわずかにしか上がったかどうかという感じでした。

 

僕が思うにECOPの暗記暗唱やインタープリテーションはTOEIC(L&R)とは相性が悪く、リスニングの強化やリーディングの速読にはあまり有効ではないと考えます。文法のパート5には有効ですが効率的ではありません。TOEICに出ないようなことも網羅的に学ぶためかけた労力に対してTOEICの点数の上がり方が小さいです。

 

しかし、800点を超えている人にとってはNCCの勉強が有効ではないかと思います。それは、TOEICには参考書に出てこない難問が毎回数題出題されるからです。TOEICは800点後半を目指そうとすると滅多にでない事項でも逃すことなく解けるように実力をつけていかなければなりません。NCCの勉強は真の英語力の養成ですのでめったに出ない事項も漏れなく学ぶことができるのです。TOEIC対策本では細かい事項が省略されることも多く、800点を超えるとまれにしか出ない問題にどう対応すべきかが課題になってくるからこそNCCの勉強が有効になってきます。NCCでは仮定法からnot so much but、no matter howと言ったTOIECでは滅多に見ないことも暗記暗唱で徹底的に網羅していくので、細かいところまでカバーできます。

 

一応、NCCにもTOEIC対策はあるのですが課題が厳しすぎてTOEICのみをターゲットとしている学習者には向きません。この対策で課される課題は膨大でこれだけやればTOIEC900点取って当たり前と思えるもの。真の英語力を目指すのがNCCなので、このような課題になるのもしょうがないといえばしょうながいのですが、手っ取り早くTOEICの点数を上げたい人にとっては全く向きません。

 

よって、結論はTOEICの素早く点数を上げたい人は、NCCには入学せずTOEIC専門の対策書で勉強したほうがベター。TOEICの点数は気にせず真に実力を養いたいと考えている人はNCCに入学してECOPや特別課題に真摯に取り組みましょう。TOIEC800点を超えている人であればNCCの勉強は有効であると考えます。ご参考になれば。