英語試験

TOEIC part5の解き方と勉強の仕方

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Part5の概要

Part5は1つの文中に空欄があり、適切なものを選択肢から埋める問題です。Part5からリーディングの問題になります。Part5は文法問題と語彙問題です。文法問題がほとんどで比率からすると30問中3~5問位が語彙問題だと思います。文法問題と言っても受験英語と異なり、難問・奇問はほとんどなく比較的解きやすいです。じっくり考えれば分かる問題がほとんどなのです。しかし、リーディングパートでは時間がないため、焦って解くとかなりの間違いを連発してしまいます。

 

テストの解き方

リーディングは時間がないので、できるだけパート5は素早く解きたいところです。全部で30問あり、これを10分(600秒)で解きたいので、一問にかけられる時間は20秒です。問題によっては即答できる問題もありますが、テクニックを駆使して即答するよりも20秒を使って文を先頭から読んで解答を選びます。これが一番良いです。選択肢の前後だけを読んで解答するできるのは上級者に限られます。TOEICの解説本では全部読む必要はない等と書いてありますが、それは英語ができる人の理論です。TOEICの解説本を書いている人は当然英語ができる人ですから簡単に解答を選べると書けるし当の本人もそれで点数を稼げますが、我々は違います。我々は愚直に解くしかないのです。ちゃんと全部読まないとひっかけ問題にことごとく引っかかってしまいます。やるべきはテクニックでなく、文を早く読むことです。

Part5の勉強法

まずは単語の習得です。Part5で高得点を目指したいなら金フレを900点レベルまで全部覚えておきましょう。文法問題でどれが主語、どれが動詞などを判別して問題を解いていくのですが、単語が分からなければそもそも話になりません。また、単語が分からなければ、その単語を推測しなければならないため読むスピードもかなり落ちます。このため、まずは語彙の強化に努めます。

その後、文法の勉強をしていくのですが、全く文法に自信がない人は 薄い文法書を読んでから進めると良いでしょう。厚い本を選ぶのはお勧めできません。挫折のもとです。まずは新TOEICテスト 英文法をはじめからていねいに 改訂版 (東進ブックス)位の本がいいです。

それなりに知識がある人はTOEIC L&Rテスト 文法問題 でる1000問がお勧めです。この本はPart5の問題が1000問あるのですが、ボリュームが多すぎて大変だという人は1日1分! TOEIC L&Rテスト 炎の千本ノック! 2 英語の筋トレで無理なくムダなく (単行本)シリーズがお勧めです。著者は中村澄子先生ですみれ塾も開催しておりお勧めです。

これらの問題は解いて解答を見ておしまいではなく音読をしましょう。音読の効果は、英語を頭から理解することとリズムを掴むことができるようになるというものです。

頭から理解できるようになれば、返り読みをしなくても済むのため読むための時間の短縮ができます。関係代名詞が出てくると返り読みしてしまいますがこれをなくす訓練をします。

また、リズムが掴めるというのは、この語順であればくるべき単語・品詞がなんであるか感覚的につかめるようになるということです。Part5を感覚的に解いている人はこのリズムを使って問題を解いています。これは悪いことではありません。言いたいのはこのリズムの力と文法の力を使って確実に点数を取ろうということです。

Part5の出題範囲は広いので、時間をかけて勉強する必要があります。幸い、Part5はすきま時間にやるのにもってこいのパートなので、通勤の合間や昼休憩の間にちょっとずづ勉強していきましょう。

 

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